コンタクト・インプロヴィゼーション(CI)は、1972年アメリカにてスティーヴ・パクストンが考案したダンスの即興形式です。
相手と体重のやりとりをしながら、そこに生じる動きの流れにまかせて動いてゆくコミュニケイティブな活動です。
段階的な指導法によって、非常に繊細な動きからダイナミックでアクロバティックな動きまでを習得することができます。
欧米では、ダンス・スクール、演劇スクールなどの必修科目として学ばれているほか、趣味として楽しむ一般の人々も多く、また視覚障害や歩行障害など様々な身体能力を持つ人々とともに行うインクルーシブな活動としても展開しています。
初心者と熟練者が共に学ぶことができるというのも、この形式の特徴の一つでしょう。